膵臓に生じるがんの兆候|早期発見なら助かる大腸がん|長生きしたいなら

早期発見なら助かる大腸がん|長生きしたいなら

膵臓に生じるがんの兆候

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症状の現れにくいがん

昔と違って現在の医療技術ではがんも不治の病ではなくなり、適切な治療を受けることで治すことが十分に可能となりました。とは言え治る確率は早期に発見されたがんの場合ほど高く、発見が遅れると5年生存率も低くなる点は否定できません。手術でがんの腫瘍を切除できるかどうかによっても生存率が大きく左右されますが、手術不能なほどがんが進行していてもまだ治療の望みが持てる点に現代医学の進歩を見ることができます。数あるがんの中でもすい臓がんは症状がなかなか現れにくいことで知られており、どうしても発見が遅れがちになります。何らかの自覚症状が生じる頃にはすい臓がんがある程度進行しているケースも多く、手術が可能な早期がんは無症状の段階で別の検査により発見される例が大半です。すい臓は体の奥にあって胃や十二指腸・肝臓といった臓器に囲まれており、膵液という消化液を作る腺房細胞と膵液の通り道の膵管、インスリンを分泌する膵島に分かれます。膵臓がんの大半は膵管から発生しており、特に胆管の近くで発生した場合は腹痛や黄疸などの症状も現れやすいものです。少しでもそうした異変を感じたら、内科か消化器内科で検査を受けるといいでしょう。

抗がん剤治療で抑制も可能

幸運にも早期段階ですい臓がんが見つかった場合は、手術で切除することによって完治を目指すことも十分に可能です。すい臓がんの手術は難易度が決して低くはありませんが、手術実績を豊富に持つがん専門病院で熟練した外科医に執刀してもらえば成功確率も高くなります。すい臓がんが進行していて周辺組織への浸潤や遠隔転移が見られる場合は、手術が難しいので抗がん剤を中心とする治療が実施されます。この抗がん剤治療も近年は大きく進歩しており、すい臓がんの進行を抑えるのに効果の高い薬剤も多く開発されています。病状の進行度や患者さんの状態などを考慮して抗がん剤の種類が決められ、副作用の状態を見ながら治療が続けられるのです。こうした抗がん剤治療は、すい臓がんの手術を受けた患者さんにも実施される場合も少なくありません。多くは再発を防ぐための術後補助化学療法として行われ、手術で取り切れなかった微細ながん細胞を潰していきます。すい臓がんは再発率の高いがんですが、手術後も抗がん剤治療と定期検査を受けることで再発リスクを低減できるのです。先進的な医療機関では、樹状細胞などを使った免疫療法でも高い再発予防効果を発揮しています。